maru*chima: ベビーカーを押しながら思った

2008年04月09日

ベビーカーを押しながら思った

:::今日の出来事:::

今日は一人で家からベビーカー出して、
ミズキを乗せて、錦糸町の赤ちゃん本舗まで行ってきました。
明日のおたっしゃ会に向けて、レインカバーを買いに。

ちゃんと電車に乗って、お店に行って、授乳して、買って帰れました。
ベビーカーで興奮したらしいミズキ氏は、
着付け教室でギャン泣きして、帰れといわれました・・・（落涙

家で一人、ギャン泣きに耐えられそうに無かったので、
今日は日が暮れるまで、ベビーカーでウロウロしました、母です。

ところで、、、

ベビーカーを押しながら、日常の世界はなんと過ごしにくいのか、
世を憂いでしまいました・・・。

『段差』
コンビニに入ろうとしたら、それなりのスロープがあるのに、
ちょっとした段差があって、どうにも乗り越えられなかった。

道路と歩道の切り替えにあるスロープ。
割れてるところも気になったけど、
道に対して垂直になってないと、片輪だけ先に登っちゃって、
まっすぐ進めなかった。

ついでに、押していて、
子供が上にずれ上がるんじゃないかと思うぐらい、
角度のあるところもあった。

本当に、スロープを作った人は、
ベビーカーなり、車椅子で、登れるか確認したんだろうか・・・。

普段は、ちゃんとスロープが付いてればイイコトと思ったけど、
お役所対応的に「スロープを付けた」だけなんだろうか。
悲しくなった。

『点字ブロック』
これはこれで、大変大切なものなんだけど、
ありとあらゆる場所にあるので、チープな私のベビーカーは
ガタゴト、ガタゴト。

点じゃなくて、棒の型の点字ブロックは、
車輪が取られて、うまく進めないところもあった。

赤ちゃんは揺れで寝てくれるから良いけれど、
車椅子を自分で操作する人は、実は苦労してるんじゃないかと思った。

『自動ドア』
デパートとか、自動ドアと手動ドアと二つ付いてるけど、
何故か大半の人は、並んででも自動ドアを通ることを発見した。

しかも、ベビーカーやお年寄りが通ろうとしていても、
その隙間を付いて、どんどん人が抜けていく。

ぶつかっちゃいけないと止まると、またすり抜けていく。
※エスカレーターの乗降時もです。

外国人の男性は、携帯見ながらやってきて、
私に気づいたときに、すっと手を上げて「失礼」みたいな
そぶりを見せてくれたけれど、
それ以外の老若男女はお構いなしです。

意地悪しようなんて思ってないだろうけど、
みんな、心ない人に見えてしまった。

エコのためにも、手動ドアを使おう運動したい。

まぁ、普通の人はベビーカーが見えてないんだろうし、
自分の前にあることを想定してないんだろうけど、
進路を突っ切る人も多いこと。多いこと。

ベビーカーで歩くだけで大変であります。

『エレベーター』
乗降りが大変なのは、前述のとおり。

駅のエレベーターは、ホームの端の端の端に付いてたりして
（きっと後で増設したんだろうなぁ）
すごく移動しないといけないことがあります。

専用の細い通路は、変な人が座ってたり、ちょっと怖い。

ベビーカーや車椅子の人など、エレベーターを使うべき人に
最善であるようにとは言わないけど、
子供がいる分、妊婦のときより敏感に反応してしまった。

とかとか・・・。

総括して、

ついでに飛躍して、

どんなにこの子をいい子に育てても、
核家族、近所づきあいが薄れる環境では、駄目だと思った。

自分は、割と人に優しいほうだと思っていたけれど、
妊婦さん、お母さん＆赤ちゃん、車椅子の人とか、
そういう人の立場に理解を深めたのって
32歳の春なわけで。。。

これからの社会を作っていく、うちのちびちゃんたちが、
やさしい社会を作っていくためには、
学校の課外授業なんかじゃ駄目で、
周りに赤ちゃんもお年よりも、体の不自由な人も当たり前にいないと。

なんかしなきゃいけない気がする・・・。