maru*chima: Aさんの年齢がBさんの2倍

2008年07月01日

Aさんの年齢がBさんの2倍

:::今日の出来事:::

最近、すごく昔のことをふと思い出したりします。

小学校だっけ？中学校だっけ？の算数の問題。

　　Aさんの年齢が
　　Bさんの年齢のちょうど2倍になるのは、
　　今から何年後でしょうか？

えーっと。ミズキは0歳で、私が32歳だから、

　　2(0+x)=32+x
　　2x=32+x
　　x=32

　　答え：32年後

って、0歳なんだから計算するまでもなかった。
そして、そのとき私は64歳！！！！

幼心ながらに『酷な問題だなぁ』と思った記憶があるけど、
リアルにぐさーっときますね。

3人目の子供（予定）でこの計算したら、ホントに生きてないかも。
恐ろしい。。。

育児をしてるからだと思うけど、
ほかにも、全然忘れていたことを思い出すことがあります。

小さい頃ゴマをすってたすり鉢は、
私の離乳食に使ったすり鉢で、
白くて小さくて軽くて、もう柄も擦り切れてたなぁとか。

『赤ちゃんの時はニンジンもピーマンもほうれん草も食べたのに』
って、散々言われたなぁとか。

おんぶされてダイエーにお買い物に行ったときの、
混雑してる地下食品売り場の風景とか。

コインチョコが入ってたビニールのお財布に、
おこづかいを入れて、右手に持っておぶわれてたんだけど、
通りがかりの人に取って行かれちゃって、すごく悲しかったのとか。

自分の意見を押し通したくて、
大丸の前の横断歩道の真ん中で
信号が変わるタイミングで座り込んだのとか。

お母さんの靴を4階の一番奥の箱に隠したんだけど、
怖くなって戻したのとか。

意地悪のつもりじゃなかったんだけど、
保育園の砂遊びのときに、友達の背中に砂を入れて、
こっぴどく怒られたのとか。

食堂の椅子の下にもぐって、見上げた景色とか。
急に狭くなって、遊べなくなってしまったときのこととか。

寝ぼけてぶつからないように、布団の横に
イチゴの柄のクッションみたいなのがあったのとか。

倉庫のニオイとか。

屋上からの景色とか、
屋上の給水塔に上るはしごが錆びてたとか、
屋上の塀の上を歩いたのとか。
（今思えばかなり危ない。。。落ちたら死ぬし）

お父さんと手をつないだり、肩車してもらったのとか。

なぜか、絶対勝てると思って望んだじゃんけんで、
本当に勝てた瞬間とか。

商店街の店がみんなしまった夜に、
家の前のアーケードを開けて、
カリヨンの金の上までバトミントンの羽を飛ばしたのとか。
（ファミリアの時計台の植木に羽を入れちゃったこともあった）

メリケンパークが出来る前にあった公園。
知らない不思議なお姉さんと何度か遊んだのとか。

南京町がきれいになる前に、子供ばっかりで遊んだ場所。
狭いビルの間を抜けたら、銀行の裏庭に出れるので
クローバーをいっぱい摘んだのとか。
（今思うとかなり危ないセキュリティだったのでは。。。）

片コマ自転車で、4丁目まで走ったのが、
すごくすごく遠い旅行のようだったのとか。

・・・。

急に懐かしい思い出がフラッシュバックしてきて、
苦しいぐらい切ない気分になることがしばしばです。

なぜか私の場合、感謝の気持ちはないんだけど・・・
親にはいっぱい迷惑かけたなぁ。。。と思う。

あと、もうどれも残ってない事が、ものすごく悲しくて辛い。

思い出ってそういうものなのでいいんだよね？
ちょっとしんみり。