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2008年09月10日

 母乳講演会に行ってきました

:::今日の出来事:::

今日は、区の保健センターで開催されてる母乳講演会に行ってきました。
全部で2回あったんだけど、2回目の卒乳だけ参加しました。


うちの区、というか、お役所のやることなんて
全然期待してなかったけど、かなり面白かったです!


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ちょっと脱線しますが、保健センターではゴザに親子が座ります。
ミズキは、お友達のおもちゃを取りに行ったり、泣かしたり。
今までは傍観するか、自分の世界だけで遊んでたのに、
なんか急に成長したような気がして驚きました。


Image234.jpg
ナオ君とユイちゃんとイッ君のオモチャが混ざって混線中のなか乱入


Image236.jpg
えへー、イッ君泣かせちゃったけど知らん顔〜
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はい、話は戻りまして講演会。
行ってみたら内容は、2本立てで離乳食についてと、卒乳について。


離乳食はもう始めてるし、自分でも色々調べたので、
改めて聞く必要はないかなと、ミズキと遊びながら聞いてました。


だから、本筋と関係ないところなんだけど、
厚生労働省、WHO、ユニセフなどの色々な団体の出す奨励が、
医師や助産師へFBされる『教育』の場がない!
と助産師の立場から訴えていて、びっくり面白かったです。


育児に関することって、迷信めいたことや、
古い時代から続くいわれとかが多くて腹が立ってたけど、
そりゃ、私たちお母さんが対面する人間に、
最新の情報が行ってなかったらそうなるのは当たり前じゃん!!!
って合点がいって、スッキリしたわけです。


少しずつでも良くなってほしいなぁ〜育児をめぐる環境。
せめてこの情報化社会についてきてくださいなって感じ。





で、卒乳ですが、てっきり手順を教えてくれるんだと思ったら、
全然違って、2〜3歳まであげちゃいなさい、母乳は最高です。
って方向のお話でした。


講演をしてくれたのが、
国際認定ラクテーション・コンサルタントという肩書きで、
要は「母乳バンザイ」な立場だから、というのもあるけど。


#日本の育児関係に、「コンサルタント」と付く職業があったことにも驚きました。
#国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)
http://www.iblce.com/


世界的には2歳だろうと6歳だろうと、あげ続けてOKな風潮らしいです。
全世界を対象にしているので、水質が悪かったり、
衛生・栄養状態の悪い国で乳幼児に食事を与えるなら、
母乳のほうが勝っていると言う見解も含めてのことなんだけどね。


じゃぁ日本の場合はっていうと、それは当てはまらないよね。


母乳育児のメリットとして、子供の口腔の発達がいいとか、
将来の母のがん予防だとか、安定した栄養源だとか(特に病気の時の食事)、
最高のスキンシップだとか。。。メリットが沢山あるから、
無理に時期を決めて断乳して、母子が辛い思いをする必要はないよ、と。
(実際断乳したらは3日で忘れてくれるけど)


メリットが良いのは分かるけど、スキンシップとか、
根拠がメルヘンな理屈攻めが多かったので、ううーんって感じ。


1歳断乳が主流だった頃の母や子に、なんか問題があったっけ?
そのメリットの逆の問題って、母乳育児が根幹の原因なんだっけ?
はてな。です。


私がコレだと思った「その子育ては科学的に間違っています」は、
子供の要求に従ってばかりではいけない、
新生児からでも母乳は時間を決めて与えるのはイイコトだ。
という方向なので、微妙に違うんですよね(ちょっと端折った解釈だけど)。



その子育ては科学的に間違っています



講師の方に質問したら、
なんでも子供の言いなりになることが違うというのは理解するが、
母乳育児もその範疇に含めるべきではないと。


0歳の時代は、我儘ではなくてneedsで生きていて、
生きていくのに必要な要求しか出てないから、
母乳は欲しがるだけあげるべきで、
1歳を過ぎ2歳になれば、もうwantsの世界だから切り上げてもいいと思う。
という回答でした。


真っ向から対立した事を言われるかと思ったら、
脳科学の立場の考えも尊重されながらお話されて、驚いた。


0歳はneedsなの・・・かな。
なんとなく納得するけど、、、


いや、でも実際、今は割とフランクに授乳してるし・・・
夜のネントレ卒乳もちょっと断念しかかってるし・・・


なんでも要求を呑まないのが良いかと言うと違うって、
自分でも密かにそういう答えを持ってたんだけど、
授乳は別物でいいのかも。


どうせ私、他のところで十分厳しい母になる予感あるし、
何かに偏らずに、ちゃんと情報を取捨選択しなきゃいけないね。


うん。
でも、仕事も復帰するつもりだし、
卒乳する時期についてはいい解決策を導き出さないとなぁ。


と。ちょっと仕事病チックな反応ですが、
そんな刺激も受けた講演会は楽しかったです。




はー、なんか、いつも自分の育児方針を見直して
シックリ来る記事や話を見つけては安心、そんな繰り返しの毎日です。
(こういう考えだから、育児と仕事と混同してると思われるのかな)


ちなみに今日は、離乳食を開始した後のウンチの状態について
コレでいいのかなぁとググった母でした。

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コメント

人それぞれ事情もあるんだろうけど、1歳8ヶ月までのんでた娘は指吸いしないし(周りしか知らないけど、早めに断乳した子は指吸いしてる子が多いような)、パイを見るたびに「おいしかったよー」なんて言うてくれるので長くしててよかったなと。

あと栄養源が体が大きくなるまでほとんど母乳やったから、アレルギーないんかな?と思ってみたり。
やっぱ1歳なりたてのの小さい体で、栄養を全部食事からってきついんじゃなかろうかと思ってみたり。

最終的には二人目のからみで断乳になってしもたけど、長くしてて良かったなぁと思ってますよ。

仕事もあるんなら、なおさらパイたくさんあげてほしいなぁ。

投稿者 ミホヤン : 2008年09月11日 21:29

うん!物凄く心に響くわ、ミホヤン母さん。
この前知り合った2児の母も、2歳前まで上げてたんだって。最後の日は「ご馳走様でした」って手を合わせたらしい。彼女が言うには、会話が出来るようになってから納得させてやめたら、二人目の時に赤ちゃん返りしないんだって。彼女の周りは早く辞めた人が多くて、結構みんな返って困ったという話らしい。

>やっぱ1歳なりたてのの小さい体で、栄養を全部食事からってきついんじゃなかろうかと思ってみたり。

これは凄く納得。ウンチにいっぱい未消化な物があるうちは、母乳あげたいなぁ。母乳学(というらしい?)の結果では、6ヶ月頃と1歳頃に母乳の栄養価が下がると言うけれど、実際は下がり続けずに一定なんだそうで、2歳になっても6歳になっても母乳からある程度の栄養は取れるらしい。

そうだ、その講師曰くは母乳を続けてても妊娠できるし、出産にも支障がないと言ってました。

なんだか最近、ミズキが甘えん坊で、胸の辺りを叩いたり頭突きしにくるので、そんなにオッパイ欲しいかー、と可愛くなってずっとあげてました。
自分的には、教育の類と授乳は切り離そうと思います。

問題は仕事だなー。女が働こうと思うと色々不便だねー、久しぶりに思ったよ。

投稿者 ちま : 2008年09月11日 22:27

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