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2009年04月11日

 着物:十二単のお勉強

:::着物:::

今日は王朝の装束についてのお勉強に行ってきました。
なんか、もう見飽きちゃったよ、十二単とかの着装について。


こんなのが覚えられるのはウチの教室しかありません!


って毎回聞かされるんだけど、イベントでもやってるし、
勉強会でも見るし、正直あまり感動しなくなってる自分がいます。


覚えたところで、実際十二単の着装=天皇家での着装って、
それを代々やってるお家に生まれなきゃできないし〜。
染めと織りとか、家紋とか文様とか、
自分で着られる範囲の知識のほうがいいなー。


Image002.JPG


今日の襟の重ねは「薄紅の匂い」だったかな?


季節や位によって、使える色や重ねが違うんだって。
ちなみに平安時代には「グラデーション」のことを「匂い」と言ったらしい。
重ねの種類は200種類ぐらいあるそうです。
全部、お上のお許しをもらって決定していたらしい。


そういえばミズキのお雛様を選ぶ時、
お店の人に襟の色あわせについて聞いたけど、
人形着付けの職人の感性ですって言われました。


一般に売られているお雛様って、
どこまで考えて作られたもんなんだか、
ふと疑問に思いました。。。


あ、でも、ウチのお雛様の着ている「鞠塵」という織りは、
天皇さんが正式な場に着る一番格の高い「黄櫨染」の略式版で、
次に格が高い織りだと言うことがわかったので、
なんかうれしかったわ。いいもの買えた気がした。


ミズキのお雛様


さて、今日の先生は、なんだか調子に乗ってて、
変なことをいっぱいしてくれました。


その1.後ろくちゃくちゃ編
平安時代の装束は長ーーーいので、振り向いたらこうなります。


Image003.JPG


お雛様や、TVや写真で見る皇族の十二単の姿は、
ちゃんと後ろを伸ばしてるから見れないでしょうと。。。


ちなみに、この時代は長いのが当たり前で、
こんな風にひねったときにも、
後ろのにたれた衣が、美しくなることが設計されていたとか・・・


その2.源氏が口説く編
今日のモデル(中身は女の子です)が美しいのでやっちゃいましたって。


Image004.JPG

女房の上着を半分脱がせて、着物は脱いでも美しいと褒め称えてました。
(どんどん話がマニアックになっていくので、私はついていけなかった)


その3.柏木も口説く編
写真が取れてなかったけど、
源氏の友人?の柏木君が、なんとかの女房の顔を見て一目ぼれして、
女房が恥ずかしがって、細長(という着物)の袖で顔を隠すシーンもやりました。


古典苦手だったからわかりません。


マニアックすぎる・・・。
しかし、着付けの最後のクラスを卒業して、看板をもらうには、
こんなのも出なければいけないのでした。


あと半年の我慢(←我慢なのか、おい)。

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